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XMTrading · 実用ガイド

XMTrading VPSの使い方:無料条件・月額料金・設定と解約

XMTradingの会員ページでVPS条件を確認する
XMTrading VPSの使い方:無料条件・月額料金・設定と解約

XMTradingのスタンダードVPSは、全取引口座の合計残高1,000 USD相当以上と、過去30日間のFX・ゴールド・シルバーの往復5ロット以上という両条件を満たすと無料です。条件を満たさない場合は月額25 USD相当で、毎月1日に更新されます。2026年9月9日に確認した現行規約では、終了時にVPSはバックアップなしで削除されます。

VPSは自宅のパソコンを消した後も取引端末を動かすための環境です。導入の判断には、無料条件だけでなく、更新費用、EAの設定、再起動後の状態、バックアップまで含めて考える必要があります。ここではXMTrading日本向けの現行サービスを扱います。全体像はXMTrading日本向けガイド(英語)を参照してください。

VPSで解決する問題を先に決める

自宅の端末を閉じるたびにデスクトップ版の取引ソフトも終了する運用なら、別のサーバーで動かす意義があります。VPSは、遠隔地のWindows環境に接続して、そこで取引プラットフォームを稼働させる仕組みです。

ただし、VPSを導入しただけでEAの売買判断が改善したり、損失がなくなったりすることはありません。取引ソフトの設定ミスやライセンス期限、相場の休場も解消しません。継続稼働が必要なのか、外出先から確認したいだけなのかを最初に分けましょう。

価格や残高を手動で確認する用途なら、XMTD TraderProの対応機能で足りる場合もあります。一方、デスクトップ用EAを実行する環境は別に必要です。XMTradingのコピーサービスを使うことと、自分のEAをVPSで動かすことも別の運用です。

スタンダードの無料条件を両方確認する

公式VPSページと、そこから案内される現行利用規約は、残高と取引量の両条件を示しています。取引量だけ、あるいは残高だけ達成しても、無料になる条件を満たしたとはいえません。

項目現行のスタンダード条件確認のポイント
残高全取引口座の合計で1,000 USD相当以上含み益を含む有効証拠金と混同しない
取引量過去30日で往復5ロット以上Microでは往復500マイクロロット
対象取引FX、ゴールド、シルバー他の商品を同じ条件に加えない
条件未達時月額25 USD相当申込口座の支払可能残高を確認
更新毎月1日初回の無料判定がずっと続くわけではない

往復とは、新規から決済までの一組を指します。片道の注文数や、まだ閉じていないポジションを見て「達成した」と判断しないでください。判定に疑問がある場合は、取引履歴の数量と対象銘柄を整理して問い合わせます。

無料条件のためだけに取引量を増やすのは勧めません。追加取引のスプレッドや損失が、VPSの月額料金を上回る可能性があります。自然な運用で満たすか、月額費用を予算に入れるかで考えましょう。

残高と過去30日の対象取引量を確認して無料または月額料金を判断する概念図
概念図。スタンダードの無料条件は二つとも必要で、更新時にも確認されます。

初月の日割りと毎月の更新を見積もる

現行のVPS利用規約は、無料対象外の初月料金を、当日を含む月末までの日数で日割りするとしています。翌月以降は毎月1日に条件を再確認し、無料条件に該当しなければ支払可能な残高から料金が差し引かれます。

説明用に、30日ある月の16日に有料で開始するなら、残りは当日込みで15日です。計算は25×15÷30=12.50 USD相当となります。これは規約の式に当てはめた例であり、実際の請求通貨、換算、画面の最終額は申込時に確認します。

残高が不足すると、継続できずVPSが削除される条件があります。月初の直前に出金する予定がある場合は、料金引き落としと未決済ポジションの維持に必要な資金を一緒に確認してください。口座の売買コストはXMTradingの手数料のまとめ方で、VPSとは別に集計できます。

プレミアムプランはロイヤルティ条件で確認する

公式ページでは、Platinum・Elite向けにプレミアムVPSも案内されています。スタンダードはRAM 2GB・CPU 2コア・SSD 60GB、プレミアムはRAM 6GB・CPU 4コア・SSD 150GBという掲載内容です。必要な性能は、使う端末数、チャート数、EAや指標の処理によって変わります。

プレミアムは単独で残高・取引量の追加条件なしと紹介されていますが、ロイヤルティ制度自体の条件が適用されます。公式ページでは、対象ステータスを失うと150GBのSSDを含むスタンダードの追加容量パッケージへ変わり、月額25 USDになる説明です。特典を選ぶ前に、実際の提供内容と変更時の案内を確認してください。

旧制度のステータス名や、過去の月額28 USDという説明を、現行の申込条件に使わないでください。現在のランクと四半期ごとの見直しは、XMTradingロイヤルティの5段階制度で整理しています。

公式VPSページのスタンダードとプレミアムのプラン比較
2026年9月9日の公式公開ページ。スタンダードの無料条件と月額25USDの説明を確認できます。申込時には適用規約と請求額を再確認してください。

申請から初回接続までの準備

公開されている手順は、XMTradingポータルの「VPS」セクションから申請し、承認後にメールで接続情報を受け取り、案内に従って接続する流れです。申し込みが受け付けられたことと、サーバーに接続できることは別なので、段階ごとに結果を確かめます。

  1. 会員ページで、利用プラン、無料対象の判定、料金を支払う口座を確認します。
  2. 必要なファイルと、現在の設定を手元に保存します。
  3. 条件に同意して申請した場合は、承認と接続情報の案内を確認します。
  4. 指定された対応端末・接続方法でVPSへ接続します。
  5. 取引ソフトを動かす前に、サーバーの状態と保存場所を確認します。

接続先アドレスやパスワードは、公開の質問欄やチャットへ貼り付けないでください。通常の口座ログイン、VPSへの接続、取引プラットフォームへのログインでは、認証情報の役割が異なります。どの段階で失敗したのかを分けると復旧しやすくなります。

EAを移す前に設定と重複稼働を確認する

移す対象はEA本体だけとは限りません。必要な指標、設定ファイル、テンプレート、銘柄名、時間足、ライセンス条件まで確認します。ここからは一般的なデスクトップ運用の確認手順で、XMTrading側が特定EAの動作を保証しているという意味ではありません。

MetaTrader 5の一般的なEAの取扱いは、MetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。MT4用のファイルをMT5へ、その逆をそのまま移しても同じように使えるとは限りません。

  • 口座・サーバー・銘柄が意図したものと一致しているか。
  • EAの入力値、数量、稼働時間、損失制限が移行前と一致するか。
  • EAのライセンスがVPS利用や再導入に対応しているか。
  • 自宅PCとVPSの両方から、同じ自動売買を重複実行しないか。
  • 通信、ログ、注文状態を確認できる方法があるか。

最初の稼働確認は、可能ならデモ環境で行います。VPSにファイルを置けたことだけでは、EAが正しい条件で稼働している証拠にはなりません。再接続した際に端末が動いているか、再起動後にどの状態へ戻るかも確認してください。

切断・終了・障害を区別する

リモート接続を切ることと、VPSをシャットダウンすることは別です。利用中のリモート接続ソフトの説明を確認し、取引端末を継続稼働させる場合は、誤ってWindowsを終了しないようにします。接続画面が閉じただけで端末が停止した、または動いている、と決めつけず、再接続して状態を確認してください。

VPSに接続できるのに価格が止まっているなら、取引サーバーとの通信や市場の休場を調べます。VPS自体へ接続できない場合は、接続先や契約状態を確認します。EAだけが動かない場合は、自動売買の許可、ログ、ライセンス、銘柄設定を確認します。

稼働率や低遅延の数値は提供者の案内であり、このガイドで独立測定した結果ではありません。稼働していることと、希望価格で注文が執行されることも別です。取引時間は銘柄別の時間確認ガイドで照合してください。

解約前にバックアップを外へ保存する

現行規約は、終了したVPSをバックアップなしで削除すると明記しています。解約の直前だけでなく、普段からVPSの外へ必要なファイルを保存する運用が必要です。VPS内の別フォルダーへのコピーだけでは、サーバー削除への備えになりません。

保存するもの確認すること
EA・指標・設定必要なファイルと使用権を保存できるか
テンプレート・運用メモ銘柄、時間足、入力値を再現できるか
ログ・取引報告必要な期間がそろっているか
復旧手順別環境で開いて内容を確認できるか

終了前には、未決済ポジションと、EAが担当している管理処理を確認します。VPS契約の終了を、口座の全ポジションの決済と同じ操作だと思わないでください。別の管理手段を確保し、保存データを開けることを確認してから、会員ページまたは公式サポートの解約案内に従います。

VPS外への保存、復元確認、建玉の管理、契約終了の順序を示す概念図
概念図。VPSの外に保存し、復元と口座管理の手段を確認してから終了します。

よくある質問

無料条件を一度満たせば、ずっと無料ですか?

いいえ。スタンダードは毎月1日の更新時にも条件を確認します。合計残高と過去30日の対象取引量を両方見る必要があります。

現在の有料料金は28 USDですか?

確認した現行ページと規約では、スタンダードの条件未達時は月額25 USD相当です。過去の記事より、現在の申込画面と規約を優先します。

無料にするため取引を増やすべきですか?

費用節約だけを目的とした追加取引は勧めません。スプレッドや損失を含めて考え、必要なら月額料金を運用費として比較してください。

VPSを止めるとEAのポジションも閉じますか?

契約終了とポジション決済は別です。停止前に建玉と管理方法を確認してください。

解約後に設定ファイルを取り戻せますか?

規約は終了時にバックアップなしで削除するとしています。復旧を前提にせず、終了前にVPS外へ保存し、ファイルが開けることを確認します。

出典と確認範囲

拡張コンテンツは2026年9月9日に確認しました。各出典の確認日・対象範囲は下記をご覧ください。個人口座の操作・約定テストではありません。